株の売り注文の方法、仕方
株の売り注文での注意点とは!
株式投資の売り注文の方法は、買い注文の時と基本的に同じです。
売り注文の時に証券会社に伝える内容には以下のようなものがあります。
・売り注文であること。
・売りたい銘柄と証券コード
・売りたい株数
・売りたい値段
・指し値注文か成り行き注文か
・注文の有効期限
これらを正確に証券会社に伝えます。
売り注文の場合、保有する株を全部売る必要はありません。
基本的には1単元以上であれば何回に分けて売ってもOKです。
ですので、例えば、1単元が1000株の銘柄なら、まず1000株売って残った分はさらに値上がりを待って売ることも可能です。
同じ株数を売る場合でも、売り方によって得られるキャピタルゲインが大きく変わってくることもよくあることです。
単純に売りさばくのではなく、売り方にも工夫を凝らすことで利益をより多く確保することに努めましょう。
また、売り注文ではキャピタルゲイン(売却益)がある場合、税金が発生することを忘れてはいけません。
売却益(キャピタルゲイン)にかかる税金をキャピタルゲイン課税といいます。
キャピタルゲイン課税とは、株の売却益から売買委託手数料を差し引いて残った所得分について一定の税率をかけて税金として徴収されるものです。
原則として、所得税と住民税に課税されることになります。
税金ですので、利益(つまり所得)に対して課税されるものであり、売却損には課税されません。
このキャピタルゲイン課税という税金の納め方にはいくつかの方法があります。
証券口座には、一般口座以外にも特定口座(源泉徴収ありとなし)があり、どれを選択しているかによって納税の方法が変わってきます。
キャピタルゲイン課税は、必ずしも売却時に払うものとは限りません。
売却の度に徴収されるのは、源泉徴収ありの特定口座を選択している場合だけです。
同じ特定口座であっても、源泉徴収なしを選択している時や、一般口座の場合は売却時に税金が徴収されることはありません。
その額に応じて投資家自身が確定申告してキャピタルゲイン課税を納めることになります。
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