株式投資に必要な手数料とは
株式投資には必要な手数料がいくつかあります。
売買委託手数料
投資家が株の取引を行うには、証券会社に注文内容を証券取引所に伝えてもらわなければなりません。その際、投資家が証券会社に支払う手数料が「売買委託手数料」です。
売買委託手数料は、売り注文、買い注文どちらにも必要になります。
ただし、取引が成立したかった時は発生しません。
売買委託手数料がいくらなのか、によって売却益も大きく差が出てきますので、証券会社に口座を開く時にはこの売買委託手数料の値段を各社を比較検討して決めることが重要です。
（売買委託手数料の種類）
・ノーマルタイプ
売買ごとの約定代金に応じて段階的に手数料の金額が決められているタイプ
初心者や一般の投資家はこれを選べば間違いありません。
・ボックスレートタイプ
１日の約定代金の合計によって手数料が段階的に決められたタイプ。
１日に何度も売買を繰り返すような取引をするならこれを選びます。
・一部無料のタイプ
一定金額以下の小額投資なら無料とか、日計り取引の片道（買い、売りのどちらか）分を無料とするなどのタイプ。
証券会社によって様々なサービスが展開されているので、投資スタイルに合わせて選択します。
（日計り取引とは、買い注文が成立した株をその日の内に売却する取引方法）
口座管理料
投資家が購入した株はほふりへ預託するか、証券会社に預かってもらう（保護預かりという）のが一般的ですが、証券会社にあずかってもらう場合は保護預かり用の口座を開くことになります。
この口座の管理料として支払うのが口座管理料です。
この金額も証券会社によって様々に設定されています。
ネット系の証券会社では無料としているところもあるようです。
名義書き換え手数料
名義書き換え手数料とは、証券会社に購入した株の名義書き換えを委託する時の手数料です。
ただし、「ほふり」に預託する場合は名義の書き換えの必要はありません。
必ず必要になるのが「売買委託手数料」。
「口座管理料」と「名義書き換え手数料」の２つは、選ぶ証券会社や購入した株の預け先によって節約、カットが可能です。
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